没後60年 マリー・ローランサン展 / 美術館「えき」KYOTO

 
変わりゆく時代の中で、常に自分自身と向き合った画家ローランサン。没後60年を記念して開催する本展では、マリー・ローランサン美術館が所蔵する油彩を中心とする約80点を紹介します。初期から晩年にいたるまで、常に新しい造形表現を探求し「自分らしさ」を追究したロー…

news20160824

 

変わりゆく時代の中で、常に自分自身と向き合った画家ローランサン。没後60年を記念して開催する本展では、マリー・ローランサン美術館が所蔵する油彩を中心とする約80点を紹介します。初期から晩年にいたるまで、常に新しい造形表現を探求し「自分らしさ」を追究したローランサンの創作世界をお楽しみください。

マリー・ローランサン(1883-1956)は20世紀前半のパリで活躍した女性画家です。彼女が描き出す優美で甘美な作品は、いつの時代も人々を魅了し続けています。




マリー・ローランサン 1928年 マン・レイ撮影

マリー・ローランサン 1928年 マン・レイ撮影



ローランサンは幼い頃から絵や詩に興味を持っていましたが、はじめに入った学校は名門女学校でした。やがて「画家になりたい」という思いが高まり、卒業後にアカデミー派の画家フェルナン・アンベールの画塾に入門します。ローランサンは、そこで出会った画家ジョルジュ・ブラックによって魅力的な新造形の世界に導かれ、パブロ・ピカソが住むモンマルトルのアトリエ「洗濯船」に集う画家や詩人たちとも交流を深めました。その結果、彼女の画風は少しずつ変化していきました。新しさを探求する芸術家たちは、ローランサンにとって刺激的な存在だったでしょう。しかし、彼女は次第にパリの芸術界から距離を置き、「自分らしさ」の探求に出ました。キュビズム時代の鋭い輪郭線は徐々に消え、そのスタイルは可憐で気品あふれるものへと変化し、色彩も柔らかく愛らしいパステルカラーを用いたローランサン独特の造形世界が生まれました。




ギャラリー・レクチャー「ローランサンとパリ」
■10月28日(金)/①午前11時から ②午後2時から(各回約30分)
■講師:吉澤 公寿氏(マリー・ローランサン美術館)

ギャラリー・トーク

■11月7日(月)・21日(月)/各日午前11時から(約30分)
■解説:美術館「えき」KYOTO 学芸員


 

"Three young girls" 1953年頃 / Oil on canvas

“Three young girls” 1953年頃 / Oil on canvas

 



☆★☆★ 没後60年 マリー・ローランサン展 ☆★☆★
■開催日時:2016/10/28~11/27 10:00~20:00
■開催場所:美術館「えき」KYOTO
〒600-8555 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
■主  催:美術館「えき」KYOTO 毎日新聞社 京都新聞
■入 場 料:一般 1000円(800円) 高大学生 800円(600円) 小中学生 600円(400円)
前売販売期間 / 9月26日(月)~10月27日(木)まで。
■お問合せ:075-352-1111
■URL :http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/