~当たるも八卦、当たらぬも八卦ではない~
By 京都ミステリー紀行 谷口年史
占いというものは「当たるか当たらないか」ではなくて「信じるか信じないか」であろう。信じる人は外れてもまた信じるし、信じない人は当たっても「偶然だ」と言う。まあ、占いというものはその人の気の持ちようで当たったり当たらなかったり、何とでもなるものなのだろう。
よく言われるのは「占いというのは何とでも取れる曖昧な言い方をするのだ」というものだ。たとえば
「貴方のお父さんは死んでいないですね」
と言われて、
「死去して、もういない」
と受け取り、本当に亡くなっていたら「当たってる」と思うし、まだ生きていると言い返せば占い師は
「ですから、死んではいないですね」(死去していない)
と返答する。平凡なトリックである。
では当たる占いというのは具体的にどんな言い回しをするのか、それを検討するのが今回の試みである。
まず、1回や2回で結論を出しては占いの側に不公平である。
そこで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・read more
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