隠れ里に点る今夏の漢字一文字 / 雲ヶ畑松上げ

 
洛北の隠れ里雲ヶ畑の臨済宗高雲寺、標高936メートルの境内の歌碑に火が灯る。
普段無住で、閉めきられた雨戸は、今宵は外され、仏壇前の座敷に車座に人が集っていた。
 
火の文字いまも  里の盆
 

 
漆黒…

DSC_9063

 

洛北の隠れ里雲ヶ畑の臨済宗高雲寺、標高936メートルの境内の歌碑に火が灯る。
普段無住で、閉めきられた雨戸は、今宵は外され、仏壇前の座敷に車座に人が集っていた。

 

火の文字いまも  里の盆

 

DSC_9046
kounji_aizu_10_08_24_1

 

漆黒の闇が覆う山並みに向けて、小松明が円に回された。
向いの山の中腹で待機している青年団への、点火の合図である。

 

DSC_9064DSC_9048
DSC_9052

 

8:20頃、 高雲寺からの松明と掛け声に、呼応する声とともに赤々と揺らめきだす火。
今年の文字は何かと・・・いち早く読み取ろうと懸命になる。

 

DSC_9062-001

 

漆黒の山間に漢字一文字が浮かび上がった。

 

五山の送り火のようでもあるが、雲ケ畑の松上げは、 火除けと五穀豊穣を祈願する愛宕信仰の献火である。

 

DSC_9042
DSC_9073
DSC_9050

 

雲ヶ畑松上げは、花背や広河原の松上げの形態とは異なり、
約4m四方の櫓を組んで松明を文字の形に取付け点火される。
その文字は毎年異なり、点火されるまで秘密にされている。

 

DSC_9068-001

 

雲ヶ畑にある高雲寺と福蔵院は、 8月24日に行われる 行事の2ヶ寺として知られている。

 kumogahata2014-matsuage
雲ヶ畑松上げ2014-高雲寺

 

http://kanko.city.kyoto.lg.jp/area/hoshokai/hoshokai_2.html

 

 

雲ヶ畑松上げ  ・  高雲寺
京都市北区雲ヶ畑中畑町190
交通:地下鉄烏丸線「北大路」
→雲ケ畑バス~もくもく号~雲ヶ畑岩屋橋行「高雲寺前」「出谷」「福蔵院前」
京都市無形民俗文化財「雲ケ畑松上げ」の問合先  075-406-2001(北区役所雲ヶ畑出張所)

 

124245861160716202778kouunji14
124245866013816203045

 

九龍山(くりゅうざん)と号し、臨済宗永源寺派に属する。
この地は、文徳天皇の第一皇子惟高親王(これたかしんのう)が閑居された高雲(こううん)の宮址と伝えられ、
貞観11年(869)、親王は、ここで落飾され、宮を改めて当寺を創建したといわれている。
創建当時は、真言宗の祈祷所として栄え、祈祷を行う際には、村役人をはじめ里人が集まり、
謡曲の「田村」を奉納したり、寺に柩を近づけないなどの風習があったと伝えられている。
寺宝には、
惟高親王が書写したといわれる大般若経(惟高般若(これたかはんにゃ))六百巻のほか、
近郷の人々がこれを拝むとすぐに病が治ったと伝える
大般若経説相図や貞観時代(859~877)作の薬師如来像、山越如来像などがある。






メルマガ「京都電脳新聞」 コラム"京に癒されて" もお読みください。

→→→→→無料定期購読受付中←←←←←

もっと見たい知りたい人は
にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ