踊りながら念仏を唱えれば、
誰でもが極楽浄土へ
1年の罪を消し去り、新年の幸福が祈る
六波羅蜜寺・かくれ念仏(空也踊躍念仏)は、平安時代末期に、空也上人が京に疫病が流行した際、死者の霊救済を願ってはじめられたと伝わる。
その後、戦乱や弾圧を受けた時にも、ひそかに踊り念仏を続けられ、その遊行聖として一向上人や一遍上人は全国行脚し布教につとめた。
現在、12月13日~12月31日日の沈み始める夕方4時頃からおよそ半時間ほど本堂内で行われる。
首から鉦を下げ、鉦を叩く撞木(しゅもく)と鹿の角のついた杖を持ち、わらじ履きで歩く姿に、開いた口元からは六体の阿弥陀仏の小像が、吐き出されるように繋がれ取り付けられている。
この六体の阿弥陀像は「南無阿弥陀仏」の六文字を唱えるさまが表現されている。
鎌倉時代に念仏を唱えて踊るということが、篤い信者を得るようになると、弾圧から逃れ念仏を唱え続けたのが「かくれ念仏」と言われる。
「南無阿弥陀仏」を「モーダナンマイトー」と言い変えて、踊るようにしながら唱えられていたという。
初詣のご案内空也上人伝承 邪気払い無病息災
皇服茶(大福茶) 弁財天吉祥初稲穂 授与
正月元旦・二日・三日 御先詣各日 二千名様
空也踊躍(ゆやく)念仏 (重要無形民俗文化財)厳修 |
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日時 |
12月13日~12月31日 16:00~ ※12月31日は非公開 |
開催場所 |
六波羅蜜寺 京都市東山区五条通大和大路上ル東 |
アクセス |
京阪「五条」駅下車 徒歩約8分 市バス「清水道」下車 徒歩約7分 |
お問い合わせ |
tel : 075-561-6980 |
ホームページ |
http://www.rokuhara.or.jp/ |